Blog

ブログ

SLOWLY O’CLOCK

みんなの広場

地域の本棚

熊本日日新聞さんの朝刊で取り上げていただきました☆

『地域の本棚』

蔦屋書店などを運営するニューコ・ワン(熊本市)は、芦北町の建設会社松下組の接客スペースに、本を購入できる「地域の本棚」を設けた。定番の絵本や児童書など約170冊を並べている。スペースを活用し、絵本の読み聞かせイベントも計画する。

2020年7月の豪雨災害で被災した町の復興に貢献したいと、ニューコ・ワン地域コミュニティ推進部の野田順治さん(47)が提案。松下組の松下義一社長(44)は「災害で店は減り、地域は疲弊している。本棚を設けることで、子育てしやすい環境づくりにつながれば」と快諾した。

松下組が接客スペースの壁に高さ2.5m、幅5mの本棚を作り、10月から委託販売を開始。本の注文も受け付けている。

芦北町に唯一あった書店は05年に閉店。松下社長は「ネット購入が広がり、本を手に取って選ぶ機会は減っている。気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。ニューコ・ワンが「地域の本」を開設するのは初の試みで、野田さんは「どれくらいの反応があるかみてみたい。ほかの地域にも広げていきたい思いはある」と話している。(久保田尚之)

※熊日新聞記事抜粋